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ゆかたでお出かけ〔便利メモ〕 |
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★ 慣れない下駄を上手に履くには・・・ |
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慣れていない下駄を履いて歩くと足が痛くなります。 |
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特にそれが新しい下駄だと、まだ鼻緒がきついので、よけいにつらくなります。履く前にゆるめるコツを覚えましょう。 |
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@まず下駄に手を入れ、手の甲で押すようにして鼻緒をゆるめます。 |
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A次に両手で鼻緒を持って横に広げていきます。実際に履くときには指の根元まで鼻緒を入れずに、親指と第2指との間にはさんでつっかける感じで履くとよいでしょう。 |
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★ シミがついた時は・・・ |
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すてきなゆかたにシミがついたら・・・なんて考えたくもないこと。でも、いざというときのために外出の時はハンカチを2枚用意します。 |
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しょう油などの水性の汚れなら、シミの部分の下に乾いたその一枚を当て、水で濡らしたもう一枚で上からたたき落とします。 |
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油性の汚れは乾いたハンカチを下に当て、洗剤か石けんを含ませたハンカチで上からたたき、その後、水で濡らしたタオルでたたいて洗剤をおとします。 |
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後でクリーニングに出しておくとベターです。 |
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★ 袖を汚さずに手を洗うには・・・ |
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袖口の扱い方には気を遣いましょう。水なら多少濡れても大丈夫ですが、気になるようなら袖口を折り返します。 |
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洗った後で、折り返したところを元に戻すことを忘れないようにしてください。 |
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ゆかたは、洋服と違い、袂が長く垂れています。そのため、洗面台のまわりにはねた水がたまっていると、袂の下の方をぬらすの要注意。 |
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袂の端を帯にはさむとゆかたを汚さずにすみます。 |
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手を洗った後、元に戻しましょう。 |
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★ 座ってもきれいに見せるには・・・ |
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木綿はシワになりやすいので、座る時は要注意。スカートと同じように手でお尻から後ろももの部分をはらいながら座るのがポイントです。 |
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座ったら上前をちょっと浮かせておくと、お腹のシワもふせぐことができます。 |
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★ 胸が苦しくなってきた時は・・・ |
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せっかくお気に入りのゆかた姿でおでかけしても胸が苦しくなったら楽しい気分も台なしです。 |
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着つけの時に空腹だったら、少しゆるめに結ぶのがポイント。 |
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でも外出先で苦しくなったら以下の要領で対処しましょう。 |
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@まずゆかたと帯の間に親指を入れ、左右に動かして帯をゆるめます。 |
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A更に帯を下の方へ下げると随分楽になります。 |
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それでも苦しかったら、伊達締めの下に指を入れてゆるめたり、胸ひもを引き出し、結び目をゆるめるとよくなります。 |
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ゆかたで遊園地 |
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★ 写真できれいに見えるポーズ |
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ステキなゆかた姿できれいに写るためにも注意が必要です。 |
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元気な姿の他にも、大和撫子風のおしとやかな姿も残したい。 |
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きれいなポーズのコツは、洋服の場合と同じように、背筋をのばしてあごをひくのがベストです。 |
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ゆかたは、ずん胴に着つけるので意外とお腹が目立ちます。 |
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つま先に体重をかける感じでお腹を意識して引きます。 |
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一番大切なところが足元。 |
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がに股はもちろんダメ!足は開かずに揃えるか内股気味に。 |
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★ 足を上手く開かせるには・・・ |
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着付けた直後は、裾まわりがぴったりしているので歩きづらいもの。 |
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階段などのちょっとした段差で足を開くのに手間どる時は、このポーズを。 |
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足を肩幅くらいに開き、ひざを曲げて、がに股ポーズ。 |
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裾まわりにゆとりができて歩きやすくなります。 |
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ちょっと変な格好なので、外出前にして、外では控えたほうがよいでしょう。 |
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★ スムーズな車の乗り降りは・・・ |
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ゆかたでは足を大きく開けることができないので、車の乗り降りは心配です。 |
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あせらず、次の要領で対処します。 |
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まずバッグなどの手荷物を車内に置き、車の天井に頭をぶつけないように横向きにシートに腰かけます。 |
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次に両足を揃えて体を回転させ、足を入れながら正面を向きます。 |
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降りるときはその逆の要領で、両足を揃えて横向きになり、足から車外にでます。 |
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車を降りたら、帯の形をチェックしましょう。 |
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★ トイレに行くときは・・・ |
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ゆかたで外出するとき、心配なのがトイレのこと。 |
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長い裾を引きずらないコツを覚えましょう。 |
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まず上前と下前のつま先を持ち、裾を大きくめくります。 |
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つま先を帯の上側にはさみ、裾よけも同様にめくります。裾を下ろす時は下前を下ろして整えて上前を重ねます。 |
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最後におはしょりをきれいに整えます。特に後ろのおはしょうりがめくれていない、チェックを忘れずに。 |
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ゆかたで遊技場 |
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★ 裾が下がってきた時は・・・ |
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長い間ゆかたを着ていると、裾が下がってくることがあります。見た目にもカッコ悪くだらしないものです。 |
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また裾を踏んで転んでしまうこともあるので、次の要領で直しましょう。 |
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@まず裾の長さを確認して上前をめくり、下前の裾を引き上げて余った布を腰ひもに挟み込みます。 |
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A次に上前の裾を引き上げて、同様に腰ひもに挟み込みます。最後に、おはしょりと帯の間に指を入れて横に動かして、おはしょりにでたシワをのばし整えます。 |
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★ 脇のあたりがゆるい時は・・・ |
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腕をのばしたり、動き回っているうちに脇のあたりがゆるんできたら以下の要領で直しましょう。 |
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@まず脇の開いた部分(身八つ口)の中に親指を入れ、だぶつきを上から下に寄せます。 |
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A次にだぶついた分を左右それぞれ帯の中の胸ひもに入れ込みます。おはしょりのところのゆるみを下に引っ張って整えます。 |
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帯の上線のあたりのシワも左右の脇に寄せます。 |
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★ 帯がゆるんできた時は・・・ |
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場所さえあれば、結び直すのがベストです。 |
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スペースがない時は次の方法で直します。 |
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@後ろの帯とゆかたの間に手を入れて、どのくらいすき間があるか確認し、すき間に合わせ、4つ折りのハンカチやハンディタオルを入れます。 |
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Aそして、はさんだものが見えていないかを確認し、帯とおはしょりを整えるようにします。 |
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★ 衿のみだれを直すには・・・ |
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衿元の乱れは着くずれの中でも特に目立ちます。 |
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きれいなゆかた姿を保つためにこまめにチェックしましょう。 |
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@まず後ろのおはしょりを引っ張って、衣紋の抜き位置を整えます。こぶし1個分が目安。 |
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A次に脇の左身八つ口から左手を入れて、下前の衿を斜め下の方向に引き、だぶついた部分をおはしょりから下に引きます。 |
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最後に、胸元やおはしょりにシワができていないかを確認しましょう。 |
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